OREの採掘

 鉱区で採掘されるOREは宝石NFTを製造する原材料です。『SGEM』では、8億個のOREが用意されています。現在、鉱区大陸は1つしか開放されておらず、スマートコントラクトでOREの生成を管理、そこには3億個のOREが含まれています。この大陸に鉱区が合計72個あります。白い雲が採掘場を覆っていますが、プレイヤーが採掘機を配置することで徐々に雲は散っていき、大陸の全貌が見えてきます。

 プレイヤーはETHを使って、マイニング用の採掘機をレンタルすることができます。採掘機のタイプは、24時間型、8時間型、4時間型の3タイプがあります。それぞれの費用は0.003ETH、0.001ETH、0.0005ETHです。この72個の鉱区から、初期の採掘効率に応じて、富鉱区が5個、普通鉱区が52個、貧鉱区が15個、毎日ランダムに更新されます。3種類の鉱区での1台の採掘機1時間あたりの最大収益は、それぞれ1 ORE、0.8 ORE、0.6 OREとなっています。

 プレイヤーは毎回最大8つの鉱区に採掘機を配置することができ、採掘機の種類や数は無制限です。しかし、各鉱区で働く採掘機の数が増えると、生産効率が低下する点に注意が必要です。つまり、富鉱区に採掘機を配置しても、必ずしも最高のリターンが得られるわけではないのです。稼働している採掘機は、毎時間、各鉱区の効率に基づいて、1時間内に実際に採掘したORE量を計算します。そのため、プレイヤーはいつ、どこで、どのように配置するかを研究しなければなりません。スキルを使って、利益を最大化するための採掘戦略を立てる必要があるのです。

 ORE採掘コストはETH上でフィックスされています。例えば富鉱区での初期の採掘効率はORE 1個あたり0.000125ETHであり、これは採掘の最低コストとなっています。これがOREの最安値を判断する基準となり、OREの価値が安定しながら上昇する基盤となっています。

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